こんにちは。たぬきです。今回は「ブルー・ストリーク」の感想を書いていきたいと思います。1999年公開でマーティン・ローレンス主演のアクションコメディ映画です。
あらすじ
仲間の裏切りで警察に捕まった凄腕の宝石泥棒マイルズ。彼は逮捕される寸前、青い輝きを放つダイヤモンドブルー・ストリークを建設中のビルに隠すことに成功。2年後、出所したマイルズは一目散に隠し場所に向かうが、なんと底は警察署になっていた!宝石奪還プランを練りに練ったあげく、考え出したイチかバチかのブッ飛んだ作戦ーそれは刑事になりすまして署内に潜り込むという超大胆な秘策だった.・・・。
DVDジャケットの記載から引用
感想、ネタバレ
優秀な刑事=プロの泥棒
マイルズ(マーティン・ローレンス)はマローンという偽名を名乗り刑事として警察に侵入します。すぐにダイヤを取り戻して逃げるつもりが話しの流れから捜査に行くことになります。現場では泥棒の知識と経験を生かし鮮やかに事件を解決します。さすが経験者だと見るところが違うなと思わせます(笑)コンビを組む新人のカールソン(ルーク・ウィルソン)をはじめ同僚たちはどんどん結果を出していくマローンを疑うことは無く優秀な刑事と認識していきます。
愛すべき(?)同僚たち
ダイヤを取り戻すために刑事になりすまし、すぐにばれそうな嘘をついてもマイルズが活躍することにより同僚たちは嘘を信じてしまいます。そんな同僚たちを見ていると少しまぬけで笑えてきます。マイルズは事件を解決するためにがんばっているのではなくダイヤを取り戻すためにがんばっているのですから。泥棒が自分のためにがんばっているのに結果的に警察のためになっていくのがおもしろいです。コンビを組んだカールソンも最初は失敗したり頼りなかったりするのですがマローンの行動を真似していくうちに頼りがいのある刑事に成長していくところも見所です。
好きなシーン
終盤の振り向きざまに銃を撃つシーンです。最後に今までやられ続けていたディーク(ピーター・グリーン)を倒すシーンは見ていてスカッとします。
まとめ
泥棒がダイヤを取り戻すために刑事になるというありえない行動ですが、泥棒の知識を活かしたりダイヤを取り戻すために行動しているのが周りの人物たちにも影響を与えているところがおもしろいです。マーティン・ローレンスのジョークやダンス、軽快なストーリーなども楽しめてノリが良く笑えるアクションコメディ映画です。